シンプルな食パン。
それだけに、日によって顔が違う焼き上がりになります。
自宅用に焼くときは、かなりアバウト。
何がアバウトかって言うと、温度管理や発酵時間です。
温度は手で触って、「うん、うん、こんな感じ」と長年?の勘で。
発酵は、目で見て「膨れたな、そろそろ焼こう」という感じです。
今日は久しぶりに、温度計、タイマーを使い、しっかり管理して焼いてみました。
粉温15℃、水温35℃。この季節なら粉と水の温度を足して50℃で。
捏ね上げ温度、ぴったり28℃。
ベンチタイムも、カップにお湯を張り生地温度が冷えないように。
その間に、型も発酵機で温めておきます。
そして2時発酵の見極め、これが難しいのです。
いつもは型から1cm上がったくらいで焼くのですが、今日は自分の管理を信じ、
35分で釜入れ!生地は型の1.5cmくらい下です。
実際の焼き上がりは、普段よりも元気な顔に。
焼き始め5分ほどでいつもより大きく膨らんできました。
釜伸びも真ん中の
パックリもいつもより勢いがあります。
つい、『十分に2次発酵してから』焼きたくなるんだけど、
パンのオーブンでの勢いを信じ、過発酵にならないようにするのも大事かな。
生徒さんに伝える時も迷います。
あまり細かく伝えて、『パンって難しい。。。』と思って欲しくないし、
構えずに、美味しいパンが焼けるように伝えられたらいいなぁ。